NANAKOの海外移住日記

変化を好み移住をくりかえす5か国語話者です。母国日本も大好き。現在は台湾。

不思議な建物1933老場坊:上海

地下鉄4.10号線の「海倫路駅」の2番出口から徒歩五分。

外から見たらいたって普通の

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四角い形をした建物なんですが

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中に入ると・・・・

 

いきなりこんなんが出てくる。なんだこれはー。

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外に出たらさらに訳が分からない。形も空間も線もいびつです。

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 どうやら私が最初に入って衝撃を受けたのはこの円形の中らしい。外見はふつうなのにな。

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たくさんの人が立派なカメラを持って真剣に撮影している。

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建物と自分の姿を撮りに来ている人も多い。
この螺旋階段が大人気の撮影スポットっぽい。みんなここで撮ってる。

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カップルのラブラブ撮影。

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とにかく全貌がわからなすぎるので適当に歩いてみる。5階立てらしい。

ひんやりとした廊下、変わった柱

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迷路みたいです。

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なんか若干駐車場にも見えてきたよ。色のせい?

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でも異様に狭い階段や・・・

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えぇぇ?坂道?

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不思議な窓の配置だし

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途中で建てるのやめたのかな?ちなみに5階建て。

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とにかく不思議!

今は真夏だけどこれ、冬だったらひんやりとしてて冷たくてもっともっとカチカチな雰囲気がでてそうだ。

 

と思ったらこないなドアを発見。

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牛の禁閉室・・・・。嫌な名前ですね。

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そうなんです。ここは以前、牛が殺されるために建てられた場所だったんです。悲しい場所。1933年の上海租界時代に建てられた食肉加工工場。

これでなぜ建物の中なのに坂道があったのかも納得がいきますね。

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「牛道」と呼ばれるそうです。牛が滑らないように考慮されてるらしいですよ。ここを通って殺されに行っていたのですね。悲鳴が聞こえそうです。

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一応、建物だけではなくカフェ屋さんとかもちらほら入っています。でも多くはない。

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若者が勉強している部屋とかもあり、色々な目的で使われているようです。屋上でも何かの準備が行われていました。でも商業施設を目的に来る人より、建物を撮影に来る観光客や若者のほうが圧倒的に多かった印象です。ちらほらと外国人もいたし、ガイドつきのツアーグループも見ました。有名スポットになりつつあるんですね。

 

歩きながら思ったのですが、私にとってはここはおしゃれとかユニークとかの前に、何となくネガティブで冷たい印象を受ける場所だったんです。コンクリートやいびつな形がそう見えたのは間違いないんだけど、もっとなんか、なんでかなーと思いながら歩いていると分かった。壁のせいでした。とても細かく装飾がなされているんです。

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全体は無機質に見えるんだけど、実はとても繊細に表現している壁の模様や色。

 

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「汚れ」を意識したかのように私には見えました。

 

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どの壁を見ても、適当なようで適当じゃない。ちゃんと演出がなされている。

 

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とっても細かいんです。演出が。色もモノトーンではなくとってもきめ細かい。壁の汚れ方のすべてを研究して全部ここに表現した感じを受けました。私だけかもしれないけど。

 

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 よかったらこの記事の写真、もっかい最初から見返してみてください。装飾に目を向けるとまた違って見えるかも。階段とかすごい表現ですよね。坂道の前の柱にはなんと手形が写ってるけどこれは後から?それともこれも演出のひとつ?

 

とっても興味深い場所だったのでぜひ訪れて何かを感じてみてくださいね。

 

最後に建物の裏側と

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老場坊の最上階から撮った景色を!

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ホントにおすすめな場所です。

 

再見!