NANAKOの海外移住日記

変化を好み移住をくりかえす5か国語話者です。母国日本も大好き。現在は台湾。

高技術化するグーグルの巧みな予約システム

5月いっぱい日本に帰国していました。その間、香港、東京、そしてふたたび上海と3度、飛行機のチケットとホテルをネットで予約しました。

今はネットで効率よく探せて予約もできるしとても便利に感じます。私はもう十年以上前から、旅行代理店には行かず、飛行機のチケットなどはすべてネットで購入しています。

ピーチやジェットスターなど格安航空も人気で、ずいぶん簡単に長距離移動ができるようにもなりました。これからも需要は増え続けるでしょう。

しかしその便利さの裏に今回、初めて驚きの事実を知りました。

最初に気づいたのは香港行きについてネットで色々と情報を集めていたとき。飛行機やホテルも検索していました。その後ピーチ航空に乗ることを決め、ホームページで日にちやチケットの価格を比べ、さらにホテル・ドットコムで香港のホテルも同時に探していました。

しかーし。

お目当ての日のページを開け、価格を何度か確認しているうちに、突如1000円高くなっている!え?と思って次の日に見ても1000円高いまま。

日によって価格が変わるのは前からあったことだし、まあ仕方ない、と思って予約することにした。

ピーチ航空のサイトでチケットを取ったことのある方はご存じだと思いますがあのサイトは2人同時に予約ができず、一人ずつ個人情報を入力して買わなければなりません。

母と行く予定だったので、先に母の個人情報を入力してチケットを購入しました。そして次は私の番・・・ともう一度サイトを開くと

( ゚Д゚)

また高くなってる( ゚Д゚)

次は3000円ほど高くなっていました。

そこでやっと気づきました。

ああ、なるほど・・・!グーグルのAI様が検索内容から私たちの買いそうなもの、または予約しそうなものを察知しており、さあ買おう!予約しよう!というタイミングでサッと価格を上げているのだな、と。そういうシステムができているのだ、と。

たとえばホテルの検索条件に「〇月〇日 2人部屋」と入れた時点でグーグルは2人で行くのだと予測できる。つまり〇月〇日に飛行機のチケットを2人分予約するであろうこともすでに先回りできる。ピーチ航空も2人が同じ価格で買わないよう、1人ずつ予約させる。そうすることによって2人目は、価格が上がってもその日の同じ時間に買わざるを得ない。

なんとまあ、よくできたシステム!!!

感心しましたね。

もうなんというか、人間が勝てない狡賢さですよ。

だって飛行機のチケットなんてほとんどの人が色んな航空会社やサイトを見て価格やサービスを比べるでしょう。一つのサイトを開いてそこですぐ購入する人ってめっちゃ少ないと思う。そこを巧みに利用されているのです。

ホテルなどは直接ホームページに行って予約するよりも、ホテルドットコムや、トラベルサイトなどのほうが格安で予約できることのほうが多いですよね。初めて行く場所のときは間違いなく色々なホテルサイトを見て比べる。飛行機のチケットと同じです。

ホテルも、初めて開けたときよりも何度目かに開けたときのほうが数百円高くなってる。そして日を改めてみても、別のPCを使ってみても一度上がった価格は戻りません。飛行機の予約をしたあとだからかな?

しかももっと驚いたのは、ホテルを予約し、決済をしたあと、もう一度サイトを見るとまた値段が下がってるんです!なんなんこれ!弄ばれてる感満載!

グーグル様は当然、私たち2人が香港行きの飛行機のチケットを買ったことをご存じであります。次は間違いなくホテルを予約すると知っている。

香港の時にまんまとやられて、ほんませこい!と思ったので、上海は中国語のページから人民元で予約して最初に見た日本円価格より安くすることができました。語学ができるとホント予期しないところで役に立ちます。これぐらいしないとぼったくられると悟りました。

東京行きのときは国内だったからか、ホテルのネット予約では価格の変動はありませんでした。

しかし、ふたたび上海行きの飛行機を今度はエア・チャイナからとったときはなんと初回に見た価格よりも1万円もの差をつけられていました。推測ですが、私はネットから中国ビザのことについて調べ、申請書をダウンロードしたので、中国行きの飛行機チケットが必要なことはオミトオシだったのでしょう。

驚きです。グーグル様はなんでもしっています。

それにしても価格を上げるタイミングが本当に絶妙だったんです。私が検索する時間の長さも測られてるのか?と思うぐらい。それまでは何度開けても同じ価格だったのに「さあ、これに決めた、買おう。」として開けたときに、いつも見事に価格が上がってるんです。

コンピューターは私よりも私の行動を知っているのでは?とちょっと怖くなったほどです。

この現象が、3回起こりました。そしてどれも、買わざるを得ないタイミングでした。まさか偶然?

 

それにしてもいつからこんなに巧みに??

最近?それともだいぶ前からこんななの??

 

私は過去5年以上、ドイツ語や英語のサイトから飛行機のチケットを予約していましたが、今回のような手のひらで弄ばれたような価格の変動はありませんでした。むしろ検索に検索を重ね、ラッキーと思えるほどの格安チケットを手にいれることに成功していました。

たとえば最近ではフランクフルト発ー上海着(台湾でトランジェット3時間)+その4か月後に上海発ー台湾着の飛行機チケット2回分をあわせて450ユーロで買いました。フランクフルトー日本間もいつもこれぐらいの価格です。

なので今回のような短時間、またはクリック数での価格の変動を全く知りませんでした。

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今回の出来事から、もう近い未来には今よりもっともっと高度なインターネットの知識が必要だなと痛感させられています。

ワードエクセルとかそういうレベルじゃない。自分のPCの中の情報を簡単に漏らさないためのセキュリティの知識とかそういうの。

 

私は素人なのでドイツの情報技術に詳しい学生に聞いてみました。

すると彼は、グーグルは広告のためにPCの使用者の情報をなにからなにまで追って集めている。だからなるべくグーグルを使わないようにしていると言います。

ふだんはこの検索サイトを使っているらしい。 

duckduckgo.softonic.jp

その他にも、シークレットウィンドウを使うなどで少しはましにできるらしい。

しかし当然、これだけではやっぱりPCは同一化されてしまうらしく、もっともっと複雑なセキュリティが必要だそう。

今回は旅行関係のネット予約だったけど、今後あらゆるものが個々のPC情報によって価格変動する可能性もあるわけで、ネットに関する知識を持ってない人は損しそうですねー。 世界はほんとに変化してる。

勉強になりました。

 

晚安!