NANAKOの海外移住日記

変化を好み移住をくりかえす5か国語話者です。母国日本も大好き。現在は台湾。

会場のはなし

もう中国に来ているんですが、もう少しドイツでのアルバートシュヴァイツァートーナメント(AST)2018のアウトプットをさせてください。

今回、2グループ6チームずつに分かれて行われたASTは2会場で同時に試合が行われました。ドイツや日本が入っている第1グループはマンハイムの会場で↓

f:id:nanapupst:20180409233850j:plain

 

USAやロシア、中国などがいる第2グループはマンハイム近郊にある小さな都市、フィールンハイムの会場で行われました。↓

www.belocal.de

 

2つの会場の距離は車で約15分。

交通機関では移動しにくいため、たくさんの人がマンハイムで観戦していました。フィールンハイムのほうは本当に地元の人だけでした。おまけに注目のUSAがナショナルチームではなく、どこかの州選抜がきていてあまり強くなかったため取材もあまり来ていませんでした。

 

さて、この2つの会場のあいだ。かつては高速道路として使われていた車道が走っています。車で移動しているときにたくさん見えたこういう感じの建物↓

f:id:nanapupst:20180409235101j:plain

第二次世界大戦で負けたドイツが連合国に占領された時に、かつてアメリカ軍が駐在していた建物だそうです。(マンハイムとフィールンハイムは西側)

すでに今は撤退していて長い間空き家になっていたのですが、数年前から現在、難民がここに住んでいます。地元の方の話によると、アメリカ軍が住んでいたときはなぜか非常階段がついていなかったらしい。危ないじゃん!火事なったらどーすんのよ!って感じですが、アメリカ軍にとってはいらなかったそうです。

なので難民たちの住居になってから各階につけられた非常階段。ほんとに見た目も臨時でつけられましたって感じですよね。窓にいきなりついているように見えて何となく不自然です。こういう何の変哲もない、フィールンハイムとマンハイムの間を移動すると、この不自然に非常階段がある建物が車道からいくつも並んでいるのが見えます。

さらに!

f:id:nanapupst:20180410000049j:plain

速度制限70キロの標識。
ちょっと前までこの車道の制限速度は100キロでした。しかし、難民が住むようになってから、70キロに変更されました。なぜか?ドイツの道路事情を理解していない難民やその子供への配慮です。車道に沿った場所にある建物で、道路に飛び出す可能性も十分にあると思われたのでしょう。

 

こうやって誰も使っていない建物を次の需要にまわしなおかつ、必要があればドイツ側の規則も無理のない程度に変更する。難民が増えすぎたりとか問題も色々とありますが、できる限り効率よく、できる限りたくさん受け入れてる(またそうせざるを得ない)。それでもいい国だなぁと思います。私はこの国が大好きです。また戻ってきます!

アルバートシュヴァイツァートーナメント(AST)は約60年前から2年に1度、同じ場所で行われているので、もし将来機会がある方はこのような豆知識も知っておくと楽しめるかもです!

 

我愛德國!