NANAKOの海外移住日記

変化を好み、移住をくりかえすマルチリンガルです。母国日本も大好き。現在は台湾。

エースはつらいよ:中国チーム

アルバートシュヴァイツァートーナメント2018のつづきです。今回は中国を取り上げます。私は3日目までしかいなかったのでそこまでの感想です。中途半端ですみません。

それでは!中国チームの成績。

1回戦 対イタリア 74-75 負け
2回戦 対アメリカ 96-100 負け
3回戦 対ロシア  71-97 負け

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次に中国のエースGuo haowen選手(#10)の得点を見てみましょう。2m近くあるフォワードの選手です。

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1回戦 対イタリア 25得点
2回戦 対アメリカ 38得点
3回戦 対ロシア  8得点

 

3連敗。3日とも負けてはいるんです。結果は同じなんです。だけど1日目と2日目は勝ってもおかしくない好ゲームをしている。でも3日目は、エースの得点がそのままロシアとの点差につながってしまっています。3日とも30分近く出場していて3日目だけ得点が低かったのは、明らかにフィールドゴールの成功率が悪かったから。調子が悪かったか、疲れが出たんでしょう。または彼の活躍を見たロシアがマークをきつくしたとかもありえる。それでもエースの調子次第で試合のゆくえが決まってしまう。1人ずば抜けた選手がいるってそういうことです。データから見ても、今回の中国チームはこの選手の影響力が非常に大きいチームだった印象です。

 

それにしても中国とアメリカはいい試合でした。
実はちょうど同時刻に別の会場で、日本とドイツが戦っていて私はそっちを見ていました。(やはり自国のチームは特別)
しかし日本がドイツに全く太刀打ちできず、前半ですでに勝負が決まっていた状態。逆に中国はアメリカ相手に同点で前半を折り返していました。

速報を見た私とスペインの記者は急いで会場を移動、中国とアメリカの後半戦を見守りました。

中国チーム。この日エースは絶好調。

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中国チーム、同じアジアですが日本に比べてかなり高いです。平均身長は197cm。2m越えが5人。しかもフィジカルもパワーも全然アメリカに負けていない。外からも中からもガンガン行くし、ディフェンスもがんばる。身体能力で負けているところを気迫でカバーしている。なによりガッツを感じましたね。とにかく頑張ってた。

一直線にゴール狙ってるでしょう。

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俺が決めてやるんや!ワー!

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ゴール下でもガンガンブロックにいく。体格も互角。

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こういう気迫あふれるプレーがあちこちに出ていました。アメリカも相当苦しんだんじゃないかな。センターのパワープレーも非常に強く、バスケットカウントをとる場面も目立ちました。

しかしなんといっても中国は10番が強かったです。そして冷静でもあった。まさにエースです。

最後の場面。

4点差で負けていた中国、残り5秒を切り、中国最後のオフェンス。もう2回攻めれる時間はない。3Pを決めても追いつかない。さあどうする!?一気に4点取ろうと思えば方法は一つしかありません。幸運も味方につけなければなりません。しかも頭ではわかっていても、焦る気持ちからそうそうできません。しかし10番はやったんです。いちかばちかで試したんです。

ボールを持った10番はわざわざ3Pラインまで下がり、ゆっく~りと腕を上げてスリーポイントを打ちました。自分のディフェンスの位置をしっかり意識しながら。あわよくば相手のファウルを誘い、スリーポイントのバスケットカウントを取って同点をというシナリオが頭の中にちゃんとあった。ディフェンスもバカじゃないのでファウルはしなかったし3Pも外れたのですが、あの場面でそれを実行する余裕があるって相当です。書けば長いですがこれはほんの2秒ぐらいの出来事です。

いい試合が見れてよかったです。中国もっと強くなりそうですね!

 

辛苦你們了!