NANAKOの海外移住日記

変化を好み、移住をくりかえすマルチリンガルです。母国日本も大好き。現在は台湾。

中国の存在感

中国のビザ申請サービスセンターに行ってきました。すごいですね、中国領事館に直接行くのではなく、ビザ代行を一括で引き受ける会社があるんですよね。

中国ビザの申請方法は全世界共通で、ここの中国签证申请服务中心のホームページから申請書をダウンロードします。必要書類も全部ここに書いてあります。私はフランクフルトにある中国ビザ申請サービスセンターにいきました。

ここだよ。↓

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びっくりしたのが手際のよさ。中はかなり広くて窓口は20近くあったのですが、仕事がものすごく速い。ドアを開けたらすぐにインフォメーションがあり、担当のドイツ人が1人で手早くさばきます。

まず客を質問攻めにします。普通は聞かれるのを待ちますよね。しかしここのインフォメーションは自ら聞く。その方が効率がいい。

「何の用で来られましたか?」

「何ビザですか?」

「パスポートのコピーは持ってきましたか?」

「書類を見せてください」

とすばやく書類を確認し、全部あるか確認したり、写真を貼っていなければノリですばやく貼ったりして、表面的にそろった状態で適切な場所の番号札をくれるのです。これを次から次へと来る人たちに対して行うのですが、完全にこの人のペース。ドイツのお役所のお気楽な仕事ぶりとは大違いで、しゃべるのも速い行動も速いしで気持ちいいぐらいてきぱきしていました。

 

番号札をもらったらずらーっと並んだ窓口の前にある広い待合室で待ちます。窓口の人が書類の中身をチェックするためです。これがまた1分もたたないうちに呼ばれる。

窓口は全員中国人。

「ドイツ語?英語?」と聞かれ、こっちの希望する言語で対応してくれます。私の担当はかな~り若い男性。え?実習生?いやいや。仕事ぶりはプロでした。

けっこうたくさんの書類があったのですが、一つ一つすばやく目を通して、必要事項に黄色いマーカーで線を付ける。このあとにビザを発行する領事館が早く書類を処理できるようにですね。

すごい速さで書類に目を通し、次はこの書類、次はこれ・・・と私は言われた通りに渡していく。ホントに速い。客より速い。すべての書類に目を通した後はビザ受け渡しの紙を発行し、その時に「支払いは受け渡しの時に。支払い方法はECでいいですか?」と聞かれ、OKと答えると受け渡しの紙にECと記入されて全部終わりました。

あざやか!!!

一緒にいたドイツ人は、あんなに華麗に書類さばく人初めてみたわ~中国すごいわ~!ドイツ人じゃあんなん真似できんわ~と感心しきっていました。ドイツ語も普通に上手だったし、こっちの質問も完璧に理解して対応してくれました。しかも、インフォメーションの人も窓口の人も、せかせかしているものの一言目はフレンドリーな挨拶から始まったのでホントに気持ちがよかったです。

20歳まで日本育ちの私もめっちゃ要領いいなと思いました。なんならフランクフルトの日本領事館よりもずっとずっとてきぱきしてた。しかも客を待たせないんですよ。いっぺんに2,3人さばいている人もいたし。

もちろんこういうところには、高度な教育を受けた中国人たちが派遣されているのは間違いないですが、中国ってすごいな、ここまでできるんだなっていう印象を与えますよね。日本のサービスもレベル高いっていわれるけど、ビザ申請センターで見たような生産性の高さは中国のほうがすごそう。なんといっても集中力が違う。

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今までで私が個人的に中国人すごー!と思ったのは、大学または大学院で勉強している駐在員妻が多かったこと。夫の駐在先の国で大学に入るんですよ!ふつーに大学の授業にいて「夫の仕事でドイツに来たから大学に入った」みたいに言うんです。子供を育てながら通っている人もいたし、積極的で賢いな、努力家だなと感心しました。チャンスあらば私も!みたいにどんどん世界に進出してるんだな~。野心がある。

それ以外にもドイツの大学ではアジア人=中国人ぐらいわんさか留学生がいる。とくに理系は中国人であふれ返っています。

電化製品も今や日本メーカーに代わって中国メーカーが目立つし、世界でどんどん存在感が大きくなっているのを年々実感します。私も心の中ではソニー応援してるけど、買うのはここ数年ほとんどシャオミ。中国製品の質が上がったのは日本の技術者がどんどん流出しているからとも一部では言われますが、どっちにしろ中国の市場がより魅力的なのでしょう。実際に実用的でコストパフォーマンスが高く、いい商品作ってると思います。ドイツ人と議論にあがる頻度も日本よりダントツ中国。政治方面は賛否両論がありますが、このままいけばもっともっとあらゆる場所で中国の存在感が大きくなりそうな予感がします。

はやめに中国語やっといてよかったー。

 

フランクフルトで感じた中国の存在感。

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なんなんだこの大きな建物は・・・。写真に収まりきらなかったよ。西洋の館って感じです。中国国際投資促進センターですって。深セン市宝安区ドイツ代表部・・・中国武清開発区ドイツ代表部・・・きっとお国の機関ですよね。ここ以外にも中国銀行の巨大なビルとかもありました。 フランクフルトは中国人がいっぱい住んでるんですね。

 

noch einen shönen Tag!