NANAKOの日記

変化を好み、海外移住をくりかえすマルチリンガルです。現在は上海。

九塞溝と黄龍 中国人ツアーに参加して迷惑かけまくった話

人生最初で(もしかすると)最後のパッケージツアーに参加したときの思い出です。しかもいきなり中国人ツアー。めちゃめちゃにやらかした思い出。

私が初めて中国に行ったのは2007年のこと。中国人の知人を訪ねて3週間の旅。夏でした。

成都から三泊四日で九塞溝の中国人ツアーに参加しました。

知人が交渉して一人800元。私は終始中国人のふりをしてツアーに参加(外国人だと料金が違うため)。ツアーコンダクターの女性が一緒に同行しており、ツアー客は40人ぐらいかな。中国各地からの参加者で満員でした。いろんな方言が飛び交っていました。九塞溝は当時からとても人気の観光地だったんですね。

成都からバスでまず黄龍を目指します。10時間ほど。

ちなみにツアー客同士でこのツアーにいくら払ったかという話になり、皆バラバラの値段を払っていたことがわかりました。ちなみに私たちは一番安かったです(知人のおかげ)!上海から来た老夫婦は1300元払ったと言ってました。中国って固定金額ないんやー!値切らなあかんねや!と学んだ瞬間です。

 

私たちの会話をよそにバスはガタガタの山道&崖道を疾走します。道は狭く真横は崖。中国人の知人でも「これは怖いわ~」と言っていたほど危険に感じる道でした。幸い私たちの運転手は百戦錬磨な感じで慣れていたのであまり危なげはなかったですが、当時きっと相当のバス事故があっただろうと予想されます。それぐらい酷い道。

しかしバスの中から見た景色よ。横にも縦にも伸びるあまりに広大な山と大地が圧巻で、「雄大」とは中国のためにある言葉なのだと思った記憶があります。

でも無事につけて本当に良かった。

最初に着いた場所は標高4000メートルの黄龍。
あまりに神秘的な景色に私は興奮しはしゃぎまわってしまいます。頂上でたっぷり遊んで、集合場所は山を下りきった場所。
いざ降り始めて気づく。これ、かなり時間かかるんじゃないか・・・。知人がツアーコンダクターに電話で遅れると連絡。そこから必死で山を下りるも30分以上遅刻。

それでもバスは待っててくれた。

めっちゃ文句言われると覚悟をしていた私は、何も言わないツアーコンダクターや客に驚く。私たちはツアー参加者の中で一番若かった。年配者たちが大人しく座って待つバスの中に入ったときも誰も何も言わなかった。日本ならこれ、100%みんなから嫌味言われるシチュエーション・・・。

しかしみんなは「あなたたち頂上で写真いっぱい撮ってたでしょ」「そりゃ遅れるわーあはは」「若いもんね、遊びたいよね」とフォローまでしてくれた!あまりにもびっくりした。中国人って優しい・・・!その時の中国人のありがたみは今でも覚えている。

しかしそんな感謝もよそに、私たちは何度も失態を繰り返すのである。

ホテルで一泊し、翌朝九塞溝へ行くべくバスへ。点呼が終わり出発の寸前、ホテルの人が駆け寄ってくる。そして知人が呼ばれる。どうやら私たちのホテルの部屋で汚れていたものがあったらしく、今すぐ100元払うか自分でキレイにするかという2択を迫られ、考える間もなくお金を払う方にしたらしい。これで10分ぐらいタイムロス。みんなバスで待つ。

さらに朝から体調が悪かった私はバスの中で嘔吐。幸い知人以外には気づかれなかったがこの日私の体調がどうにもならず、帰りのバスの集合場所にいけず、タクシーで病院にいくことに(次の記事で詳しく書きます)。その日はみんなとは完全に別行動。

ツアーコンダクターさんはみんなと一緒にバスには乗らず私のほうについてきてくれた。(みんなごめんなさい・・)

 

幸いまだ若かった私の身体は優しい中国人たちの協力のおかげで一日で回復し、翌日は精力的に九塞溝を観光することができました。

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なんと美しい場所。当時は今に比べてまだかなり人が少なかったと思う。

そして夜はツアーでチベット民族のお宅へお邪魔したり村を訪れて楽しむ。そこで私たちはさらなる失敗を重ねることになる。

メッチャ辛い四川鍋を食べたのだ。

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・・で、翌朝どうなりますか?お尻に限界がくるのは火を見るより明らか。

お腹を下した私たちは帰りのバスの途中でトイレに止まってもらわなければならなかった。知人が「我想上厠所!」と叫ぶとツアーコンダクターはすぐに反応、「トイレがあるところ見つけたらすぐに止まるからね」と言ってバスを走らせる。民家がない場所を走っていたので知人は冷や汗たらたらかいて我慢していた。

やっと民家を見つけたらバスはそこに止まり、ツアーコンダクターが家の人と交渉、知人は大急ぎでトイレに。みなさん、またまた待つことに・・・。

帰ってきた知人に人々はさすがに「昨日の夜何食べたん?」「四川鍋?そりゃー腹こわすに決まってるでしょ」とやらかしすぎの私たちに同情も出来なくなってきた様子。自業自得ですね。なんと浅はかな私たち・・。

すみません・・・。

それでも最後まで仲良くツアーを終え、無事に成都に帰ってきたのでした。中国人たちの心の広さに本当に救われたツアーでした。

同時に私は極端なまでにツアー向きではないと悟り、以後一度も団体ツアーを利用したことはありません。

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驚く事実を暴露しましょう。
当時私の職業はなんとツアーコンダクター(日本国内)。お客さんに時間に遅れずに戻ってきてもらうための言い方を研究し「5分前には必ずバスの席についておいてくださいね~!」と繰り返していた立場だったのでした(戻ってきてくださいね~だけだと必ず遅れる人がいた)。そして日本のお客さんはそのとおりきっちりと、出発時間前には席に座っていてくれた。

そのありがたみも、自分が初めてツアー客になってどれほど難しいことだったのかやっと理解したのでした。

若い頃はホントいろいろ海外でもやらかしました。若いが故の無茶さ。ネタがありすぎます。また思い出したものから少しずつ書いていきます。

 

等明天再說~

不思議な建物1933老場坊:上海

地下鉄4.10号線の「海倫路駅」の2番出口から徒歩五分。

外から見たらいたって普通の

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四角い形をした建物なんですが

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中に入ると・・・・

 

いきなりこんなんが出てくる。なんだこれはー。

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外に出たらさらに訳が分からない。形も空間も線もいびつです。

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 どうやら私が最初に入って衝撃を受けたのはこの円形の中らしい。外見はふつうなのにな。

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たくさんの人が立派なカメラを持って真剣に撮影している。

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建物と自分の姿を撮りに来ている人も多い。
この螺旋階段が大人気の撮影スポットっぽい。みんなここで撮ってる。

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カップルのラブラブ撮影。

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とにかく全貌がわからなすぎるので適当に歩いてみる。5階立てらしい。

ひんやりとした廊下、変わった柱

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迷路みたいです。

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なんか若干駐車場にも見えてきたよ。色のせい?

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でも異様に狭い階段や・・・

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えぇぇ?坂道?

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不思議な窓の配置だし

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途中で建てるのやめたのかな?ちなみに5階建て。

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とにかく不思議!

今は真夏だけどこれ、冬だったらひんやりとしてて冷たくてもっともっとカチカチな雰囲気がでてそうだ。

 

と思ったらこないなドアを発見。

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牛の禁閉室・・・・。嫌な名前ですね。

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そうなんです。ここは以前、牛が殺されるために建てられた場所だったんです。悲しい場所。1933年の上海租界時代に建てられた食肉加工工場。

これでなぜ建物の中なのに坂道があったのかも納得がいきますね。

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「牛道」と呼ばれるそうです。牛が滑らないように考慮されてるらしいですよ。ここを通って殺されに行っていたのですね。悲鳴が聞こえそうです。

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一応、建物だけではなくカフェ屋さんとかもちらほら入っています。でも多くはない。

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若者が勉強している部屋とかもあり、色々な目的で使われているようです。屋上でも何かの準備が行われていました。でも商業施設を目的に来る人より、建物を撮影に来る観光客や若者のほうが圧倒的に多かった印象です。ちらほらと外国人もいたし、ガイドつきのツアーグループも見ました。有名スポットになりつつあるんですね。

 

歩きながら思ったのですが、私にとってはここはおしゃれとかユニークとかの前に、何となくネガティブで冷たい印象を受ける場所だったんです。コンクリートやいびつな形がそう見えたのは間違いないんだけど、もっとなんか、なんでかなーと思いながら歩いていると分かった。壁のせいでした。とても細かく装飾がなされているんです。

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全体は無機質に見えるんだけど、実はとても繊細に表現している壁の模様や色。

 

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「汚れ」を意識したかのように私には見えました。

 

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どの壁を見ても、適当なようで適当じゃない。ちゃんと演出がなされている。

 

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とっても細かいんです。演出が。色もモノトーンではなくとってもきめ細かい。壁の汚れ方のすべてを研究して全部ここに表現した感じを受けました。私だけかもしれないけど。

 

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 よかったらこの記事の写真、もっかい最初から見返してみてください。装飾に目を向けるとまた違って見えるかも。階段とかすごい表現ですよね。坂道の前の柱にはなんと手形が写ってるけどこれは後から?それともこれも演出のひとつ?

 

とっても興味深い場所だったのでぜひ訪れて何かを感じてみてくださいね。

 

最後に建物の裏側と

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老場坊の最上階から撮った景色を!

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ホントにおすすめな場所です。

 

再見!

2018年に上海で生きる人々の姿

 

おばちゃんのコスプレ集団。

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めちゃめちゃパワフルで微笑ましいです。

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この人たちきっと若い頃に色んな服着たかったんだろうな。コスプレとかする今の若者が羨ましかったと思う。きっと着こなすためにダイエットもして。楽しくてしょうがないって感じでした。人生謳歌してますね!

パンツ見えまくりなのは気にしないのかな!?



 店の前でご飯を食べる人々。

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働かない若者

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子供の結婚相手を探す親たち

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時々見かける学歴社会の端くれ。

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音楽。

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上海の休日

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 あらゆる場所であらゆる時間にカードゲームをする年配者たち。もちろん金銭かかってます。

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道の真ん中でバイクを囲んでする日常の光景。

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家も外も同じ。

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観光地で上海ガニを食べる人たち。

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f:id:nanapupst:20180712154216j:plainこーゆーの何度見ても目を疑ってしまう。

 

f:id:nanapupst:20180712162036j:plainこれも中国人観光客のマナーが問われる行為だよね。

 

急激な経済発展でまだ自分のことでいっぱいいっぱいって感じがする上海の人々だけど、アクティブで貪欲に、一生懸命生きてるなーという雰囲気が伝わってきます。一言でいえば「欲」がものすごい。逆に”あきらめ”という概念がとっても少ない気がする。また数年後が楽しみだ。

 

再見!